コエンザイムA

 有効成分

 
●コエンザイムA(CoenzymeA)
 
コエンザイムA(CoA)は生命体にとって非常に重要な補酵素です。補酵素とはいろいろな酵素が体内で働く際に、それを助ける成分のこと。コエンザイムAには約140もの作用があるとされていますが、主要な働きは次のようなものです。
 
(1)
私たちが摂取したタンパク質、脂肪、炭水化物は、体内でエネルギーに変換するために活性酢酸いう成分になります。活性酢酸はコエンザイムAに酢酸が結合したアセチルCoAという物質です。この活性酢酸は私たちが体内でエネルギーをつくる基礎代謝の唯一の原料です。すなわちコエンザイムAは元気の原料であり、不足すると元気がなくなります。
 
(2)
アセチルCoAは脂肪を燃焼させるとともに、脂肪の合成にも関係し、さらに脂肪から作られるプロスタグランジンというホルモンの生成にも役割を果たしています。
 
(3)
私たちがよく知っているコレステロールも、体内でアセチルCoAを原料として作られており、さらにはコレステロールを原料として作られるステロイドホルモンを作ることにも関与しています。
 
(4)
アセチルCoAは大豆などに含まれているコリンという物質をアセチル化し、神経伝達物質のアセチルコリンが出来るのを助けます。
 
(5)
私たちの体内でエネルギーを作るTCAサイクル(tricarboxylic acid cycle)から生まれたエネルギーを蓄えるコエンザイムQ10(CoQ10)の生成にも、アセチルCoAは役割を果たしています。
 
(6)
アセチルCoAはアセチル化という作用を持っているため、これによるある種の成分の解毒作用を発揮します。
 
これらの作用を見ると分かるように、アセチルCoAは体内で重要な働きをしていて、不足するとエネルギー不足や臓器作用の低下につながり、慢性的な疲れを感じるようになります。
 
人間は食事からCoAを摂取することができないので、その原料となるパントテン酸(ビタミンB群のひとつでレバー、アボガド、タマゴ、納豆などに含まれる)を多めに取るようにするとよいでしょう。CoAは過剰摂取したとしても、パントテン酸に分解されて尿から排泄されるので、採り過ぎが問題となることはありません。
 
エネルギーを生んで元気をつくり、疲労回復にも効果があるコエンザイムAは、髪のためにも欠かせない物質です。私たちはストレスや体調不良があると、髪に栄養が行き渡らなくなり、毛髪が元気を失ってハリ、ツヤ、コシをなくし、さらに薄毛や抜け毛につながります。元気な髪を育成するためにもコエンザイムAは必要な成分なのです。
 

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