システイン

 システイン

Cystine
 
システインはアミノ酸のひとつで、正式には2-アミノ-3-スルファニルプロピオン酸といいます。非必須アミノ酸で、少量ながら多くのタンパク質に含まれています。私たち人間の体内では抗酸化剤のグルタチオンに代謝されるため、サプリメントにもよく利用されています。
 
システインの名称はシスチンから命名されたもので、ギリシア語のKustisに由来するものです。シスチンが最初に単離されたのは腎臓結石からでした。一方、システインは硫黄と化合した含流アミノ酸として肝臓で作られ、タンパク質として、特に皮膚の角質層、毛髪、爪に大量に存在します。
 
システインの機能としては皮膚代謝に関与する酵素を活性化させ、毒素を排出し、脳や肝臓を保護します。抗酸化作用もあり、メラニンの生成を抑制し、ガンや生活習慣病の予防に役立ちます。
 
システインは、自然界に存在するL-システインの形で、医薬品、サプリメント、食品などに使われています。主な用途は美容に役立つ成分として配合されますが、香料(肉の香り)や添加剤(パン生地を柔らかくする)としても利用されます、アジアでは美容院で用いられるパーマネントの薬品にも使われています。
 
システインを多く含む食品には、イワシ、マグロ、カツオ、エビ、タマゴ、ニンニク、タマネギ、ブロッコリー、赤唐辛子、小麦胚芽などがあります。
 
髪にはもともと多くのシステインが含まれていますが、これが何らかの事情で減少すると、栄養素が不足して薄毛や抜け毛につながると考えられます。システインがEpitrophilのような発毛・育毛剤に含まれるのは当然のことといえるでしょう。

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