メチオニン

 メチオニン

Methionine
 
メチオニンはアミノ酸のひとつ。硫黄を含んだ含硫アミノ酸で、体外から摂取しなくてはならない必須アミノ酸とされています。作用としては、血液中のコレステロールを抑え、肝機能を高め、活性酸素を除去する働きがあります。またアレルギー症状の原因となるヒスタミンを抑制します。
 
私たちがメチオニンに期待できる効果として、以下のようなものがあります。
◎肝機能を高める
◎アレルギー症状の緩和
◎うつ症状の改善
◎老化防止
◎ヘアケア効果
 
メチオニンは私たちの体内にある毒素を体外に排出し、代謝を促進することで、いわゆるデトックス効果を発揮します。代謝が高まると血液中のコレステロールが燃焼し、肝臓に脂肪が蓄積しにくくなります。また、アルコールや脂肪を多く摂取してしまったときも脂肪肝を防ぎ、肝機能を守ってくれます。これが最も顕著な作用です。
 
メチオニンを多く含む食品は、牛肉、鶏肉、マグロ、カツオ、牛乳、チーズ、豆腐、納豆、ナッツ類などです。日常的によく食べるものですが、好き嫌いのある人は偏食に注意しましょう。
 
メチオニンが不足すると、どうなるのでしょう。まず肝臓の機能が低下し、血液中のコレステロールが増加し、動脈硬化や抜け毛を引き起こします。また同時に利尿作用も衰え、体内の老廃物がどんどん溜まり、むくみが起きます。メチオニンはお酒(アルコール)の過剰摂取によって肝臓で大量に消費されてしまいます。またアルコールは多く摂ると髪に栄養素が届きにくくなるので、避けた方が賢明です。
 
逆にメチオニンを過剰摂取すると、血液中のホモシステイン濃度が上昇し、血液中のコレステロールを増加させ、動脈硬化の発症リスクを高めるとされています。
 
髪との関連では、メチオニンは薄毛、抜け毛、男性型脱毛症などの改善と深く関わっています。毛髪の99%は約18種類のアミノ酸で作られたケラチンというタンパク質からできていますが、メチオニンが毛髪に占める割合は約1%。それでもケラチンを構成するメチオニン不足は、薄毛や抜け毛の原因となることが判っています。髪の健康にとってメチオニンは重要なアミノ酸です。

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