リシン

 リシン

Lysine
 
リシンはα-アミノ酸のひとつ。アミノ基がα炭素に結合しているのがα-アミノ酸です。日本ではリジンと表記する場合もあります。タンパク質構成アミノ酸で必須アミノ酸。クエン酸回路に取り込まれてエネルギー産生に関与します。
 
必須アミノ酸でありながら、植物性タンパク質に含まれている量が少ないため、動物性タンパク質をあまり摂らない地域で栄養的に大きな問題になっています。三大穀物といわれる米、小麦、トウモロコシもリシンの含有が少ないので、副食(肉類、魚介類、タマゴ、乳製品、豆類)の重要性が指摘されています。
 
リシンの作用としては、タンパク質の吸収を促進し、ぶどう糖の代謝やカルシウムの吸収を高め、肝臓の機能強化を助け、細菌やウイルスに対する抗体を作ることで免疫強化に役立ちます。またサプリメントとしてヘルペスの予防にも利用されます。
 
リシンが不足すると疲れやすくなり、めまい、嘔吐、目の充血、貧血などの症状が現れます。過剰摂取は特に問題ないとされています。
 
具体的にリシンが多く含まれている食品としては、レバー、サバ、サワラ、タマゴ、牛乳、大豆製品、そば、小麦胚芽などがあります。これらのいずれかを毎日、食事に取り入れるようにします。
 
髪との関与について、リジンは血管を拡げ、血流を促進する効果があるため、薄毛、抜け毛、男性型脱毛症などに対し、効果があるとされています。育毛剤への配合で、さらに期待は高まるものと考えられます。

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