タウリン

 タウリン

Taurine
 
タウリンは体内で重要な働きをする分子で、含硫アミノ酸から合成されます。とはいってもタウリンそのものはアミノ酸ではありません。他のアミノ酸のようにタンパク質を構成するというようなことはなく、通常は遊離状態で体内の各所に存在します。
 
タウリンの有用性には下記のようなものがあります。主要な作用は胆汁の分泌を盛んにして肝臓の働きを助け、肝細胞の再生を促進し、細胞膜を安定させることです。いわゆる血液サラサラ効果も期待できます。
◎肝機能を高める
◎コレステロールを減少させる
◎動脈硬化を予防する
◎高血圧を予防する
◎視覚機能を改善する
◎むくみを改善する
◎便秘を改善する
 
タウリンは私たちの体内で胆汁の成分である胆汁酸と結合し、消化を助け、また神経伝達物質としても機能します。体内のタウリンは食品からの摂取または体内での合成で作られます。食品に含まれるタウリンは焼くと30%減り、煮ると50%減るとされています。タウリンは水溶性のため煮汁に溶けだしてしまうのです。もし煮るなら味噌汁やスープなど煮汁ごと飲む料理が理想的です。
 
タウリンを豊富に含む食品には、カキ、イカ、タコなどの魚介類があります。いずれも生食できるものですから、できれば加熱せずに食べたいものです。
 
タウリンが私たちの体内で不足した場合、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病が心配されます。肝臓の働きが低下する可能性もあり、脂質の消化と吸収に支障をきたすこともあります。また、タウリンは目の網膜に存在し、網膜を守っています。不足した場合は目の網膜の機能が充分に発揮されないことがあります。なお、タウリンは多めに摂取してもすぐに代謝されることから、過剰摂取の副作用の心配はないとされています。
 
髪との関与については、タウリンはIGF-1というタンパク質を増やすため、細胞の活動を活性化させる働きがあります。髪の毛はもともと毛母細胞で、それが増殖して毛髪になります。タウリンは細胞の生成や再生を助けることで薄毛や抜け毛の予防や改善につながると考えられます。
 

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