Thymosin-β4

チモシンβ4

合成ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-16

 

チモシンβ4は、43種類のアミノ酸から構成されるホルモン成分です。主に胸腺から分泌されるホルモンで、リンパ系の機能に関与する作用が多いとされています。

 

そのチモシンβ4は、胸腺以外にも、筋芽細胞、繊維芽細胞、甲状腺などで分泌されています。機能としては、繊維を構成するタンパク質のアクチンの合成に関与します。さらに、その他のチモシン(β9、10、15)や血管内皮細胞増殖因子(VEGF)と協働で、血管の新生にも影響を与えているといわれます。

 

私たちの頭皮下にある毛母細胞は、毛包幹細胞という細胞が毛根に移動することによって作られます。この幹細胞は大量にあるわけではなく、全体のわずかな割合で、幹細胞として増殖や分化という機能を発揮します。もしも毛根に移動しなければ、その機能は発現しません。何か他の必要な細胞に変わってしまい、幹細胞としての機能を失ってしまうことになります。

 

チモシンβ4は細胞を拘束していた繊維状タンパク質を緩める働きがあり、そのため細胞は自由に移動をはじめるようになります。当然、毛包幹細胞の毛根への細胞移動も活発になり、髪の生成や再生に有用な作用をもたらすのです。

 

なお、チモシンβ4には血管を新生させる作用もあるといわれています。頭皮環境の活性化に大きな役割を果たす成分として期待できます。

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